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札チョンの歴史

フーテンの寅さんが表紙を飾る
月刊チョンライフからの出発

―時は1950年代-

 

 高度経済成長の波に乗り大手企業が次々と札幌支店を開設する中で、札幌に単身赴任するビジネスマンの数は日増しに増えていた。

 

 今でこそ「住んでみたい街ランキング」の上位常連都市である札幌だが、かつてはビジネスマンが赴く土地としては、ちょっと印象の悪い土地。

また、単身赴任そのものにも「家庭崩壊の要因」など、マイナスイメージがつきまとっていた。

 

それらを払拭し、明るく楽しく健康的な、札幌での単身赴任ライフを・・・」。

 

 その思いのもと1985年9月、フーテンの寅さんが表紙を飾る単身赴任者向け情報誌「月刊チョンライフ」(代表兼編集長=澤井聲伺)が創刊された。

その読者により設立されたのが「札幌  の会」。

 

 後の「札チョン共和国」である。

第1回 例 会

そして

現在

いきなり4時間の盛り上がり!

発足懇談会開催、そして第1回例会へ

1985年12月22日

 

今はなき「おばんざい処車屋」に6人が集まり「発足懇談会」が開催された。

 

NHKの取材も入り、、、

やや・・・いや、かなり緊張気味で始まった会ではあったが、なにせ互いに単身赴任の身、わかりあえる部分は多い。

 

会則や今後の活動内容から、日常生活の失敗談、苦労話などを披露し合ううちに空気は和らぎ、初回から予定時間を2時間もオーバーする盛り上がりを見せた。

 

年が明けて1986年1月26日、第1回例会が、「三越」の4Fで行われた。

 

この会が25年以上経た現在も月1回開催されている定例会の、記念すべき第1回目となったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

30周年!

 

共和国へと発展した札チョン会。

様々な札チョン族との交流を重ね、30年もの間活動を続けて参りました。

お酒にとどまらず、たくさんのイベントの中で、仕事を外れた付き合いに戦友の絆は深まります。

その中で今日の、「札幌愛」「札チョン愛」が育まれ、強制送還された後でも記憶にのこる地。記憶に残る会として生き続けています。

 

© 札チョン共和国 札幌事務局

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